新潟市、いや新潟県のシンボル的存在と言っても過言ではない「新潟駅万代口駅舎」。
1958年(昭和33)年に現在の位置へ移転し、昭和・平成・令和と60年以上に渡り、多くの方に愛され続けて来ました。
今となっては、全国的にも数少ない、国鉄時代の哀愁漂う「昭和レトロな駅舎」でしたが、新潟市の万代口広場整備事業に伴い、昨年秋より駅舎の撤去作業が本格的に始りました。
⚫︎日本海側最大 交通の要所「新・新潟駅」へ変貌中
現在、万代口駅舎は工事策で覆われ、ホームや跨線橋も撤去が終わり、解体も徐々も進んでおり、以前の姿はほとんど残されていません。
また同時に、2021年度中の在来線全線高架化に向けた工事も進められています。
在来線は、2018年に一部が高架化されましたが、未建設であった在来線一番ホームも建設が進み、線路が敷かれるまでになりました。
2022年度には、万代口駅舎も完全に撤去され、新駅舎の直下にバスターミナルを整備し、バスや歩行者が南北を行き来できる様になり、利便性が高まります。
自家用車の駐車場やタクシープールも整備され、人々が憩うイベントスペースも設けられる予定であり、2023年頃の供用開始を目指し、急ピッチで工事中です。
慣れ親しんだ駅舎が無くなる事は寂しい限りですが、「新・新潟駅」は新潟の顔として、今までより便利でますます利用したい近代的な駅へ変わり、活躍してくれる事でしょう。
今後、日本海側唯一の政令指定都市、交通の要所でもある「新潟市の陸の玄関口」として、どの様に変わるのか、これからも追い続けます。
(新潟駅の未来が広がりますね!)
(りゅーと10周年記念ラッピングバスと万代口駅舎)
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