E217系が長野へ
2021年1月5日深夜から6日未明にかけて、横須賀線・総武快速線系統で専属的に活躍していたE217系が長野総合車両センターへ配給輸送されました。廃車による回送だと思われています。
今回配給されたのはE217系Y44編成です。この編成は1999年7月16日に新製され、当初は幕張車両センターに配属されました。その後、鎌倉車両センターに転属され2010年7月に機器更新を施工されています。この編成は基本編成51編成の中でもかなり若い部類となっており、製造次車の分類では8次車です。
E217系は車両の心臓となる機器類については更新をされてE233系レベルとなっているため比較的最新の状態となっています。しかし、209系の設計を元に作られており、低コストで大量生産できる車両として誕生した一方、当初の寿命は減価償却が完了する13年ごろと言われていました。延命されたものの、登場から26年経ったE217系は車体や内装に老朽化が進みつつあります。今後、先日無事に営業運転を開始したE235系1000番台によって全編成4年かけて置き換えが進むとされています。
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