静岡県浜松市には,町を南北に結ぶ遠州鉄道(えんしゅう鉄道)がある。
平日には,通勤・通学の足として運行している他、休日には観光地に人々を運ぶ観光路線と運行している。
そんな遠州鉄道の目玉は、車両全体を赤く彩り白いラインがアクセントとなった鉄道車両だ。地元の人には、赤電と呼ばれ親しまれている。
遠州鉄道の魅力とは?
中小私鉄の中で一番ダイヤが過密なことだ。
18駅、単線、12分間隔での運行は、かなり過密の運行といえる。
ダイヤグラムのダイヤの意味は、ダイヤモンドから来ているのだが、遠鉄のダイヤグラムは、綺麗なダイヤを描いている。
次に豊富なラッピング車両が挙げられる。
近年、伝統的な赤色の概念を捨て、青や黄色、緑などと言ったラッピング車両が増えている。
ラッピングされた車両は、地元の家族連れに人気なだけでなく他県から鉄道好きが訪れるそうだ。
また、車両自体もかなり変わっており、全車両が自社発注のオリジナル車両というのも特筆すべき点だろう。
ダイヤモンドカットと呼ばれる前面は遠州鉄道の他にも多くの私鉄に同じようなデザインが採用されている。
また、その独特なデザインは1983年から、新性能化を経て2020年度増備(予定)の車両にも採用される予定だ。
今日も遠州鉄道は、浜松のまちを元気に彩るだろう。
コメント