最近、インターネット上の動画共有サイトにおいて、権利者でない人物が不正に著作権侵害の通報を繰り返し、チャンネルやアカウントを停止させる事案が相次いで発生しています。当初この事案はいわゆる音鉄界隈にて発生しておりましたが、現在は他のジャンルにおいても被害が発生している模様です。このような行為は、これまで築かれてきた文化を不当に破壊するものであり、到底容認できるものではありません。Tetsutori.com は、このような不当な行為について強く非難します。
被害範囲が拡大しつつある現状を考慮すると、今後は動画共有サイト以外のプラットフォームにおいても被害が発生する可能性があり、Tetsutori.com のようなウェブサイトにおいても何らかの形で不当な申し立て等の標的となる恐れは十分に想定されるものと考えております。そのような事態となれば、活動を継続できなくなるコンテンツ投稿者が発生し、投稿者と閲覧者の双方にとっての損失となるため、今後の動向について大きな懸念を抱いております。米国を拠点とするプラットフォーム提供事業者が、デジタルミレニアム著作権法(DMCA 法)の規定によって十分な審査のないままコンテンツを削除することについてはやむを得ないものと考えられます。しかしながら、このような不当に不利益を被る事案が相次ぐとプラットフォームの信頼性にも影響を与えると考えられますから、各プラットフォーム提供事業者には、虚偽通報を受けたユーザーや異議申し立てに対する適切な対応、DMCA 法およびシステムを悪用して虚偽通報を行うユーザーに対する厳正な対応に取り組み、事業者としての責任を果たしていただけることを期待しております。
表現の自由を侵害する行為や活動の場を不当に弾圧する行為については絶対に容認できるものではなく、Tetsutori.com はインターネット上でのコンテンツ投稿者ならびに同人活動での創作物発行者として、また元プラットフォーム提供事業者として、出来ることは限られていますが、今後も安心して活動を継続できるよう取り組んでいきたいと考えております。
Tetsutori.com は、一連の状況について今後の状況を注視しながら活動してまいります。
今後とも Tetsutori.com をよろしくお願い申し上げます。
交通系ウェブサイト Tetsutori.com 運営者
同人サークル Tetsutori.com 運営代表 HAMACHI